県立郷土館の活動状況についての質問【令和5年10月文教公安委員会】
県立郷土館の活動状況について
まず1つ目が青森県立郷土館、青森市にあり、今、休館中ですけれども、青森県立郷土館の活動状況に関して、お聞きしたいと思います。
【質問①】青森県立郷土館の施設の現状について伺いたい。
令和2年10月に休館して、今月で3年たつんですけれども、私の周りでも、一体どうなっているんだっけみたいな、まだ再開しないのとか、結構、そういう話をお聞きするんですね。
再開がいつになるのか、耐震補強、改修の情報もなかなか出てこないような、みんな知らない状況があるんですけれども、青森県立郷土館の現在の状況をお伺いいたします。
回答:坂本文化財保護課長
- 青森県立郷土館は、建物の耐震性能不足のため、令和2年10月から休館中となっております。
- このため、令和3年度に建物の長寿命化の実現可能性について専門業者による技術的な調査を実施し、その結果、耐震補強を含めた施設の長寿命化が可能であると判明したことから、令和4年度には長寿命化改修に向けた基本計画の策定を行ったところです。
- 令和5年度からは、この基本計画に基づき、改修のための設計を令和6年度までの2年間で行うこととしております。
いろいろ調査をしている状況だと思うんですけれども、今現在ではいつ再開になるのかというのはまだはっきり分からない状況でよろしいんでしょうか。
回答:坂本文化財保護課長
- 委員御指摘のとおり、今年度と来年度で設計をすることになっておりますので、その結果が出てからということになります。
調査をした上で、そしていろいろ設計をして、そこでまた決まっていくということもあると思うんですけれども。
もう3年たっていて、どうなっているんだっけと情報がなかなかみんな知らないというのもあるので、ホームページとかにも今、こういう状況ですみたいなものをきちんと記載することでもいいと思います。
特に青森市民など、僕も好きで結構行っていたので、どういう状況になっているのかというのを現時点でもいいので、きちんと公表していくような形にしていただければと思います。
【質問②】青森県立郷土館では、休館中どのような取組を行っているのか伺いたい。
そして、今、休館中ということなんですけれども、郷土館ではどういう取組をしているのかに関してもお伺いいたします。
回答:坂本文化財保護課長
- 青森県立郷土館では、郷土の歴史、民俗、産業、自然等に関する資料の収集・保管や調査研究など博物館活動の基盤となる取組のほか、館外での活動を継続して行っております。
- 今年度の館外活動の主なものとしては、
- 児童生徒向けの取組として、所蔵資料を持参して学校の授業の中で解説する出前授業、
- 一般向けの取組として、学芸員が郷土の自然、歴史、文化などを分かりやすく解説する土曜セミナー、自然観察会、あおもり街かど探偵団などを実施しております。
- また、休館中ではありますが、令和5年9月20日で青森県立郷土館は開館から50年となり、50周年記念として、青森県立郷土館ホームページにおいて特設サイトを開設し、これまでの「郷土館のあゆみ」を紹介するとともに、郷土館を訪れていただいた際のエピソードや記念写真等を募集し、「わたしの50年」として掲載するなど、情報発信に努めているところでございます。
50周年ということでホームページもつくっていたり、セミナーとかもやっているということが分かりました。
今現在、休館中だけれども、積極的にSNSなどいろんな媒体を使って、こういったことをやっていますよというのを周知していく、こういった活動もしているんですよと積極的にアピールして、今後も進めていただければと思います。
そして、今後、再開のめどや改修のこととかも決まり次第、速やかに周知していただければと思います。
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