本県の外国人支援コーディネーター養成の取組についての質問

目次

本県の外国人支援コーディネーター養成の取組について

 私は、本県の外国人支援コーディネーター養成の取組に関する質問を行いたいと思います。

 さきの参議院議員選挙のときに、外国人の話がいろいろ出ていたわけで、そのときに行き過ぎた外国人の受入れがあるのではないかとか、外国人を優遇しているのではないかとか、そういった話があったわけです。
 実際、当たっている部分も多少あるけれども、そうではないという部分もあって、それは犯罪率であったり、生活保護をどのくらい受給しているとか、不正確な情報もいろいろ混ぜこぜになりながら、インバウンドも含め、外国人の方々を排斥するような言説が広まってしまった印象が私にはあります。
 それは本当に由々しき事態だと思うのですけれども、日本全体でも、外国人の方々はインバウンドもそうですし、技能実習生など在留の方も増えています。

 もちろん青森もそうです。
 そうした中で、共に生きていくということ、違う文化圏に来た以上、当たり前に日本でも、そしてこの青森でも生きていけるように環境を整えていく必要があり、生活上の困り事を抱える外国人の方々を適切な支援につなげていくための外国人支援コーディネーターがいますが、そのことについて伺います。

【質問①】本県の在留外国人及び永住者等の人数と国籍別の内訳について伺いたい。

 まず、1点目として、本県の在留外国人及び永住者等の人数と国籍別の内訳について伺います。

回答:小橋誘客交流課長
  • 出入国在留管理庁が公表している本県の在留外国人の人数は、令和6年12月末時点で8,603人となっており、国籍別ではベトナムが2,471人と最も多く、次いで中国が1,010人、フィリピンが993人などとなっています。
  • 在留外国人のうち、日本に10年以上住んでいる方や配偶者が日本人などの永住者等は2,263人となっており、国籍別では韓国が585人と最も多く、次いでフィリピンが485人、中国が418人などとなっています。

 令和5年末のときが7,797人の本県在留外国人だったので、大体1,000人ぐらい増えています。
 現時点ではさらに増えているでしょう。
 正確な統計はこれから測られると思いますが、これは年々、1,000人近く増えている状況です。

【質問②】青森県外国人相談窓口における令和6年度の相談件数及び相談内容について伺いたい。

 次に、アスパムにあります青森県外国人相談窓口における令和6年度の相談件数及び相談内容について伺いたいと思います。

回答:小橋誘客交流課長
  • 県では、外国人が本県で生活する上で必要な情報の提供等を目的として、青森県観光物産館アスパム2階に青森県外国人相談窓口を設置しています。
  • 令和6年度の相談件数は248件で、言語別では、日本語が83件、英語が69件、フィリピノ語が61件、中国語が34件、ベトナム語が1件となっています。
  • 相談内容の主なものは、通訳・翻訳関連が48件、日本語の学習関連は29件、入管手続関連が22件などとなっています。

 今、言語別での相談件数もありました。
 現在、ベトナム語の通訳の方が不在だという状況です。

 確かに、相談の言語別としてはベトナム語1件ということではあったのですけれども、先ほどの答弁の中でもあったとおり、ベトナムの方々というのは本県の中では一番多いわけです。
 実際は関係する団体や企業を通して相談をしているのかもしれません。
 実際にベトナムの方々がこうやって多くて、今後も何かいろいろ相談が増えていく可能性もあるという中で、不在の状況が続いているわけで、今後、不在の状況をどうしていくのか伺います。

回答:小橋誘客交流課長
  • ベトナム人の在留外国人については確かに数は多いのですが、在留資格という点でいうと、就労系の在留資格の方が93%となっております。
    • 推測ではありますが、恐らく技能実習等でおいでになっている方々は基本的に所属する会社、それから、日本へ派遣している監理団体が、様々な日常の生活上の相談についても対応するような形となっております。そのため、県が設置している外国人相談窓口への相談件数は少ないということになっていると推測しております。

 現時点では、以前いたベトナムの通訳の方がいない状態で、電話対応になっているのですが、そこに関しては、現時点では変える予定はないという認識でよろしいでしょうか。

回答:小橋誘客交流課長
  • 今現在、相談者が窓口に来た場合、特にベトナム語の通訳がおりませんが、出入国在留管理庁が委託した事業者の通訳オペレーターに電話をつないで、受話器でのやり取りや、スピーカーフォンで通訳対応をします。
  • ですので、通訳がいないからといって、その場で何も相談ができないという状況にはなっていないので、通訳対応は行っているという状況になっております。

 現時点では新たに補充するという形ではなくて、今のこの対応でしばらくやっていくということでよろしいのでしょうか。

回答:小橋誘客交流課長
  • 現状ではそのような対応を進めております。

 分かりました。今、実際に93%の方々が技能実習生であったりで、ベトナムの方々の企業や監理団体に相談されているということですが、今後、またもし状況が変わってくるようであれば、新たな対応を考えていただければと思います。

【質問③】外国人支援コーディネーターの養成に県はどのように取り組んでいるのか伺いたい。

 そして、外国人支援コーディネーターの養成の件についてです。
 昨年の一般質問のときに質問をして、そのときの答弁では、外国人支援コーディネーターの養成研修を、昨年の8月から出入国在留管理庁のほうで行っていて、その際に県の生活相談員を養成研修に参加させるという答弁でした。
 現時点で、外国人支援コーディネーターの養成に県はどのように取り組んでいるのかを伺います。

回答:小橋誘客交流課長
  • 県では、生活上の困り事を抱える外国人を適切な支援につなげることができる外国人支援コーディネーターの養成に取り組んでいます。
    • 具体的には、県で設置している青森県外国人相談窓口で直接相談対応を行っている職員を出入国在留管理庁が実施する外国人支援コーディネーター養成研修に派遣し、相談者の状況把握や、円滑な解決に導くための能力の向上について研修を受け、専門性の確保に結びつけています。
  • 今年度は2名の相談員が、オンラインでの研修や実践研修、集合研修に参加しています。

 今年もその研修に相談員が参加されているということで、この研修は意外と難しいというお話も聞くので、受ければ、それでオーケーとか、合格できるというものではないとは思うのですけれども、この研修をきちんと受けて、知識や対応の仕方を身につけた職員を相談窓口に設置していただきたい。

 これから、1つの国だけではなく、いろんな国の方々が、日本全体でもそうです、青森県でも増えてくることでしょう。
 そうした中で、もろもろの対応というのは本当に考えていかないといけません。
 何か困り事があるときにすぐにつなげられるように、日本語を話す私たちでも、行政のことで分からないことがありますから、きちんと外国の方々にも当たり前にこの青森で生きていけるように、体制を整えていただければと思います。

 引き続き、誰もが当たり前に生きていける青森県を目指していただければと思います。
 以上で質問を終わります。

よかったらシェアしてください
目次