
青森県営浅虫水族館の取組等についての質問
目次
青森県営浅虫水族館の取組について

1つ目として、青森県営浅虫水族館の取組に関して質問したいと思います。
【質問①】飼育・展示している海獣の種類と飼育数について伺いたい。
浅虫水族館は今年から高校生以下の入場料が無料になったりして、この委員会でも、収入に関しても前年の120%近くに増えたという話がありました。この秋から冬に間は熊の出没や、豪雪などで、影響があったかもしれないですが、浅虫水族館はいろんなイベントもやっていますし、ぜひ頑張ってほしいと思っています。
ただ、その中で、浅虫水族館にいる海獣に関して・・・ガオー、じゃないほう(怪獣)ですね。いろいろ質問していきたいのいですが、まず、世界的にも関心が高まっているアニマルウェルフェア、動物福祉の観点から伺います。
現在、浅虫水族館で飼育·展示しているイルカやアザラシなどの、海獣の種類と飼育数について伺います。
回答:佐藤観光政策課長
- 青森県営浅虫水族館では、カマイルカ5頭、バンドウイルカ3頭、キタオットセイ3頭、ゴマフアザラシ2頭、ゼニガタアザラシ6頭を飼育·展示しています。
【質問②】海獣の入手方法について伺いたい。
イルカが結構な数がいます。
全体でも20頭近くいると認識しましたが、これらの海獣たちは繁殖や、あるいは野生個体の捕獲ということもあると思うのですが、入手方法はどのようになっているのでしょうか。
回答:佐藤観光政策課長
- 現在飼育している中で、カマイルカについては本県の近海で保護されて、浅虫水族館が引き受けてそのまま飼育しています。
- バンドウイルカは和歌山県太地町の漁協から購入、キタオットセイは県外の水族館からの譲渡、ゴマフアザラシは県近海での保護及び繁殖、ゼニガタアザラシは大学からの譲渡及び繁殖によるものであります。
保護や繁殖、研究していたところから譲り受けるというのは、いいことだと思います。
ただ、バンドウイルカが、太地町の追い込み漁による捕獲ということで、問題になっています。
船で追い込んで、イルカのむれを無理やり引き離す。
そして、水族館に行く個体は若い個体です。親子を引き離してしまうわけです。
そうした面でも追い込み漁での購入というのはどうなのかと思います。
社会的にも指摘されていますし、私もそう思うところなのですが、太地町から最後に購入された時期について伺います。
回答:佐藤観光政策課長
- バンドウイルカの購入の実績は、直近では令和3年1月に2頭、和歌山県太地漁協から購入しております。
【質問③】浅虫水族館の海獣について、動物福祉の観点から適切な飼育が必要であると考えるが、県の見解について伺いたい。
令和3年、2021年です。
浅虫水族館がJAZAから脱退したのが2019年です。
JAZAが追い込み漁で捕獲したイルカの購入の禁止を表明してから、浅虫水族館は、それが理由で脱退したのか、経費の関係なのかは分からないです。
ただ、2019年にJAZAを脱退して、令和3年、2021年にイルカを入手しているということで、私個人の思いとしては、追い込み漁で捕獲されたイルカの入手は避けてほしいと思います。
近年、欧米を中心に水族館における海獣の飼育展示に対して、動物福祉の観点からも非常に厳しい目が向けられるようになってきています。単に見せるだけでなくて、その動物が本来の行動を発現できる環境にあるかというのが問われていると思います。
浅虫水族館の海獣について、動物福祉の観点から適切な飼育が必要であると考えますが、県の現在の見解を伺いたいと思います。
回答:佐藤観光政策課長
- 浅虫水族館の海獣の飼育に当たっては、動物福祉の観点から、指定管理者が国の基準や関係団体が定めるガイドラインを基に、健康管理と環境管理の作業基準を設定し、専門のスタッフが各個体に合わせた餌やりや健康チェック、パフォーマンスの際には、反応や動作等の体調チェックを行っているほか、毎日の水槽·プールの清掃や水温·水質·気温などの測定により、常に適正な環境を保つよう努めています。
- また、病気や何らかの異常が発見された場合には、県中央家畜保健衛生所の獣医師による診察·指導の下、適切な治療を行うなど、海獣が心身ともに健康で過ごすことができるよう、適切に飼育しています。
今後も浅虫水族館にいる個体たちは、本当に伸び伸びと過ごせるようにしてほしいと思います。
今後、先ほど追い込み漁の話もしましたけれども、野生動物を消費する場ではなくて、海の命を育んで守る拠点であってほしいと思います。
浅虫水族館が日本一優しい、人にも動物にも、そして、持続可能な水族館、世界に胸を張れるような環境の水族館を目指してほしいと思います。
蟹田·脇野沢航路の維持·活性化について
次は、蟹田·脇野沢航路の維持·活性化に関してです。
【質問①】蟹田・脇野沢航路が冬期休航する理由について伺いたい。
地域交通の要である、むつ湾フェリーの蟹田·脇野沢航路は、津軽半島と下北半島を結ぶ重要な海上ルートであって、観光面でも生活面でも大きな役割を担っていると思います。
ただ、むつ湾フェリーのこの航路は冬期間には運航されません。
改めて、蟹田·脇野沢航路が冬期休航する理由を伺います。
回答:金沢地域交通・連携課長
- 蟹田·脇野沢航路を運航しているむつ湾フェリー株式会社では、運航期間を4月下旬頃から11月上旬頃までとしており、冬期間は休航しております。
- 同社によると、この航路は、下北半島や津軽半島地域への観光を目的とした利用が中心であり、冬期間は多くの観光施設が休業し、集客が難しくなるほか、強風や高波による欠航が頻発することも懸念され、収益性が低いことから、冬期休航としているとのことです。
冬なので、天候のこともあるでしょうけれども、冬の観光の面も影響しているのであれば、これから青森県でも、冬の観光をプッシュしていく点で改めて考えてほしいと思います。
乗組員の方は、休航の期間というのはどのようにされているのでしょう。
回答:金沢地域交通・連携課長
- 冬期間の船員の方たちにつきましては、会社と労働組合との協定に基づきまして、次年度の継続乗船ということを前提にした待機手当が支給されるということになっておりまして、待機しているということになりますけれども、副業も認められていますので、そういったことをしながら、3月の就航の準備に向けて待機している状況です。
分かりました。
確保していくという面でも、辞めないように待遇の面でも、従業員への保障をしていくということが大事だと思います。
【質問②】蟹田・脇野沢航路の令和8年4月以降の運航体制について伺いたい。
今、お話ししましたけれども、船員不足が課題になっていると、議場でも何度か話になっていますけれども、蟹田·脇野沢航路の令和8年4月以降の運航の体制はどのようになるのでしょうか。
回答:金沢地域交通・連携課長
- むつ湾フェリー株式会社では、令和6年度から、航海士1名及び機関士1名が欠員となっており、船員の労働時間等を適正に管理するため、週2日程度の運休日を設定しています。
- 船員の欠員を補充するため、同社では、国の船員求人サイトへの登録のほか、近隣の航路運航事業者等に対する船員の紹介依頼や、求職者との面談などの求人活動を行っているところです。
- 現時点では船員の確保には至っておらず、令和8年4月以降も週2日程度の運休日が継続する見込みとなっていることから、県では、運休日解消のため、引き続き同社による船員の採用活動を支援していきたいと考えております。
引き続き、船員の確保に努めていただきたいと思います。
【質問③】新船の利用促進に向けて、どのように取り組んでいくのか伺いたい。
暗い話が続きましたけれども、この4月から「かけはし」が運航されることを考えても、船員を確保していただきたいと思っております。
この新船「かけはし」就航を好機と捉えて、利用促進に向けて、県としてはどのように取り組んでいくのでしょうか。
回答:金沢地域交通・連携課長
- 今年4月から就航予定の新船「かけはし」は、船内の窓が大きく、窓に向かってソファー席が配置されているほか、船上デッキが整備されるなど、陸奥湾の環境や自然を味わえる快適で楽しい船であり、バリアフリー対応のトイレやエレベーターなどを設置した、乗る人すべてにやさしい船であることをコンセプトに建造されています。
- 県では、こうした新船の持つ魅力をむつ湾フェリー株式会社や関係市町村と連携して積極的に情報発信するとともに、ツアー造成の支援やバスツアー等を実施し、乗船機会の創出や新規利用者の獲得に力を入れていきたいと考えています。
バリアフリー対応もなされて、本当に様々な方が乗れるような新船になると。
「かもしか」から「かけはし」になって、本当に誘客の大きなチャンスであると思っています。
船員不足という厳しい現状はあるのですけれども、これからぜひ確保していって、ハードが新しくなるこのタイミングで、ソフト面も強化しながら、津軽半島と下北半島のそれこそかけ橋となるように、そうした機能を維持·発展していっていただければと思います。

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